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　生息域・生息数とも少ないヤンバルクイナ。捨てられたノネコや外来のマングースの増加と北上で、ヤンバルクイナの生息場所は沖縄本島北半分を占めるやんばる地域の中でも北端のごく一部に限られる。元々、ハブに襲われる危険を避けるため夜間、斜めに延びた木に登って休む習性はあったが、増加した捕食動物の危険を避けるため、飛べないヤンバルクイナが垂直の木に登って夜間を過ごすようになってきた。
　探索灯で照らして闇に浮かんだヤンバルクイナだが、暗すぎてISO感度を非常用の２５６００まで上げても、超望遠レンズ付きカメラで低速シャッター１／２５秒がやっと。車の中から手持ち撮影のためほとんどがブレブレ写真だった。