シマアジ Anas querquedula Garganey Чирок-трескунок

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シマアジ1909
シマアジ♂エクリプス (学)Anas querquedula (英)Garganey (露)Чирок-трескунок

撮影日:2007年10月28日 08時36分  撮影場所:大阪市中央区

機材:Fieldscope Nikon ED82 Eyepiece WIDE DS 30× Nikon P5000
撮影データ:1/36sec F3.9 ISO200 f=15.7mm(75mm相当)

 水面を泳ぎながら餌の浮き草を食べ続けるシマアジ♂のエクリプス。秋、コガモの群の中からシマアジを見つけるのは相当に困難だ。白い眉斑が明瞭な点と尾羽を広げ下に下げている点がコガモの♀や♂エクリプスと異なる。コガモは下嘴の根元が黄色いがシマアジ♂エクリプスは黄色くない。
 この浮き草はアゾラと呼ばれる水生シダで、在来種のアカウキクサとオオアカウキクサが絶滅危惧U類(VU)に指定されています。大阪のど真ん中で繁殖しているアゾラは在来種ではなく外来種で、その中に特定外来生物に指定されているアゾラ(Azolla cristata)も含まれているようです。アゾラは合鴨農法で導入されるようにカモ類の大好物です。