オオジュリン/Emberiza schoeniclus/Common Reed Bunting/Камышевая овсянка
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オオジュリン (学)Emberiza schoeniclus (英)Common Reed Bunting (露)Камышевая овсянка
撮影日:2011年3月6日 16時15分 撮影場所:滋賀県近江八幡市
機材:Nikkor VR500mmF4G+TC14EⅡ Nikon D300
撮影データ:1/1600sec F5.6 ISO1600 f=700mm (1050mm)
オオジュリン♀(冬羽)。琵琶湖の周囲は水郷地帯になっていて葦原が広がっていたが、戦後、食料増産の掛け声で、多くが埋められて干拓地に変わった。近江八幡市と安土町の間の西の瑚周辺は貴重な葦原が残る。野鳥にとって葦原は重要な生息地である。チュウヒは葦原でしか繁殖できない。また、冬にはオオジュリン、夏にはオオヨシキリが葦原で餌を探す。滋賀県では葦をアシと呼ばずヨシと読んでいる。アシは悪に通じ、ヨシは良に通じるからだそうだ。オオジュリン冬羽の喉にはハ字型に黒い斑が明瞭に、胸には薄茶色の縦斑がわずかに見られる。