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　東京湾を出て伊豆七島周辺まではほとんどがオオミズナギドリだが、小笠原諸島に近づくとオナガミズナギドリが増えてくる。両者はミズナギドリ科の中では外観がよく似ている。オナガミズナギドリは裏側から見ると羽の前縁が黒いが、オオミズナギドリは白く見える。その結果、オナガミズナギドリは白い翼の周囲を黒い縁取りが取り囲んでいるように見える。また、飛翔中、オナガミズナギドリは尾が細長く先が尖り気味だが、オオミズナギドリは幅広気味で先も尖っていない。顔を中心とした頭部が、オオミズナギドリはまだら模様だが、オナガミズナギドリは一様に灰色である。