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　一本のアキニレの木に数十羽のマヒワが集まり実を啄ばんでいました。アキニレの木はこれ以外にも近くに多数あり実を付けているのですが、なぜかこの木にだけ集まります。時々、アキニレの木を一斉に飛び立って、石垣の側面に移ります。岩に生えているコケの実を食べているようにも見えるのですが詳細はわかりません。そのマヒワたちが一斉に空を見ています。猛禽類でも上空を飛んだのでしょうか。
　♂のマヒワは全体の黄色味が強く、頭頂部が黒くなります。♀は黄色味が薄く、頭頂部、背中、胸から腹と縦斑が目立ちます。夏、ロシア極東で繁殖し、冬を前に、その一部が日本に冬鳥として飛来します。