ハシブトウミガラス/Uria lomvia/Thick-billed Murre/Толстоклювая кайра

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ハシブトウミガラス
ハシブトウミガラス (学)Uria lomvia (英)Thick-billed Murre (露)Толстоклювая кайра

撮影日:2010年2月14日 09時42分  撮影場所:北海道根室市落石沖 (N 43.10.33 E 145.32.25)

機材:Nikkor VR500mmF4G Nikon D3
撮影データ:1/1600sec F8 ISO720 f=500mm

 今回の根室行きの主目的は船に乗って海鳥を撮影することだった。港を出て東へ2.6キロの海上でまずハシブトウミガラスを発見。最初、500mm+2倍テレコン=1000mm手持ちで被写体を狙ったが船のローリングでファインダーの写野からすぐ外れてしまう。AFターゲットを鳥に合わせ続けるのも不可能。テレコンバーターを1.4倍に交換したかったが、その時間的余裕が無い。500mmレンズを股に挟んで支え、とりあえず2倍テレコンを抜き500mm単体でハシブトウミガラスを撮る。マニュアルフォーカスで撮りまくりだ。
 フェリーから海鳥を撮影する手もあるが、鳥との距離が遠い、近いと上から見下ろすアングルになる。今回のように漁船からだと順光になるように船を回してもらえる、鳥を飛ばさない範囲で距離を詰めてもらえるなど利点が多い。しかし波が高いと大型フェリーに比べ揺れが激しく超望遠レンズで被写体を捉えるのは容易ではない。波の穏やかな日を選び海鳥捜索になれた漁船をチャーターするのがベストと確認した。